那智勝浦について

那智勝浦という町

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自然とやさしさに包まれる那智勝浦町

まぐろと世界遺産の町、那智勝浦。JR和歌山駅から約3時間、白浜駅からは約2時間という、紀伊半島の南東端にある人口約14000人程度の大自然に広がる町です。太平洋に面している那智勝浦町は、海の恵みが豊富なのはもちろん、山の恵み、世界遺産、温泉など魅力が盛りだくさん。最寄りの紀伊勝浦駅を目指して、海岸沿いを走る電車に揺られて来るのも良し、海を眺めながらドライブするのも良し。ぜひ一度、この町の空気を感じてみてはいかがでしょうか。雄大な自然に囲まれ、あたたかい温泉とあたたかい人たちに『ただいま』と帰ってきたくなる場所へ。

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海の恵みと大切な想い

那智勝浦は生マグロの水揚げ量が日本一だといわれています。近年、乱獲が問題とされてきている中で、那智勝浦では、持続可能かつ伝統的な漁法が大切にされています。勝浦の漁港にあがるマグロは、古くから用いられている延縄という漁法で水揚げされるため、比較的傷の少ない新鮮でもちもちのマグロが堪能できるのです。さらに、朝早く起きて、町の漁港に出かけると、水揚げの様子がみられるという楽しみも。その日に水揚げされたマグロをその場で味わうことができるのも、この町ならではの魅力なのです。

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伝統文化をつなぐ

昔から港町として栄え、海の恩恵を受けてきた那智勝浦。毎年九月になると、大漁祈願、航海安全の願いを込めて、「勝浦八幡神社例大祭」が行われます。700年余受け継がれてきたこのお祭りでは、メインである地元の男たちが力強く神輿を運び、神聖な道を歩きます。 そして、ラストには、神輿を担いだ男性たちが海に飛び込む“海中神事”が祭りの色を飾ります。 他にも、漁港で行われる櫂伝馬。子ども神輿や手踊り、地元の神楽や、伝統芸能も楽しめ、伝統に触れる機会にも。地域の人たちが一丸となって祭りをつくる姿に、この町のあたたかさが感じられることでしょう。

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自然と共に歩く道

世界遺産のひとつ熊野古道。古くから、熊野三大大社への巡礼路として使用されており、熊野信仰における重要な場所です。山岳地帯を通り、森林、渓谷、歴史的な神社などを通過するルートと、樹齢800年を超える大樹や道中の自然の美しさにさぞ魅了されることでしょう。那智勝浦の、力強く飛沫をあげる那智の大滝も、道中の絶景ポイントの一つで、毎年、世界中から観光客が訪れます。

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山の恵みと豊かな暮らし

那智勝浦のそのまた山奥に、色川という小さな集落があります。人口は約300人程度で、現在は総人口の半分が移住者さんで成り立っているこの地域。うつくしい自然環境をもつ色川には、有機農法でお野菜を育てている農家さんや、狩りをされている方、ニワトリや牛を育てる方など、生産者さんがたくさん集まっており、衣食住を自分の手で作り出すという昔ながらに大切にされてきた暮らしが再現されたような場所です。時間の流れをゆっくり感じながら、現代ではなかなか感じられない、生きる本質を思い出させられるような気がします。

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暮らしに息づく豊かな温泉

那智勝浦には、古来から続く温泉が多くあります。源泉の湯量は177と和歌山県第一位。かつて活発だった熊野の火山活動が生み出した天然の恵みです。場所は大きく分けて勝浦の海に面した「勝浦温泉」と、潟湖であるゆかし潟に面した「湯川温泉」の二つ。大規模な温泉旅館から、地域の暮らしに根づいた小さな温泉まで、バリエーションあるお風呂があります。仕事を終えたあとに立ち寄ると、地元の知り合いに出会うこともしばしば。観光客から地元にまで愛された名湯・秘湯の数々が、体も心も緩ませてくれるでしょう。

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おと。それは、人と人のつながり。
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